※一般に「シール」または、「(タック)ラベル」と呼ばれます「ラベルの裏面に糊がついていて、裏紙(台紙)を剥がすだけで、簡単に貼れる」タイプの用紙の作成のしかたについてご紹介します。
※おもに、「シール印刷」と「オフセット印刷」と「シルク印刷」の3種類の作成方法があります。
はじめに、「シール印刷」と「オフセット印刷」の違いをご紹介します。
※シール印刷にて使用する版や刃型の見本を別項にご用意いたしました。
「ラベルデザイン」についてのサイトも併せてご参照ください。
●おもに、屋外で使用される看板や幟、もちろんステッカーやラベルにも使用されます。
素材も「紙よりも、フィルムやプラスチックなど、厚い材料」に使用される印刷方法です。
※屋外での「表示ラベル」や「看板」などに主として使用されています。
※幟(のぼり)などの大きな表示物に使用されることが多いのも特長です。
●基本の印刷方法は、「プリントゴッコ」と同じです。年賀状の時期になると、よく見かけることと思います。
①シルク(絹)のスクリーン(膜)面に製版をします。
②製版したスクリーンの上から、インクを盛り、ローラーで均します。
③印刷物を乾かせば、完了です。
●多色刷りは、単色印刷を重ねていきます。
ただし、インクを厚く塗ることができるので、耐候性にすぐれた印刷物となります。
●用途的に少量の印刷物が中心となりますので、手作業での印刷が多いようです。
※最近のシール印刷機には、この「シルク印刷」の機構を組み込んだものもあり、
大量の印刷にも対応できるものもあります。
※もちろん、シルク印刷機にも大量印刷にも対応できるものがあります。
●手作業の多い印刷物の為、ラベルの場合には、やや価格の高いものとなります。